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今季の「きょうの日本酒セット」の愉しみ方〈秋〜冬〉
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今季の「きょうの日本酒セット」の愉しみ方〈秋〜冬〉

週に1本、3ヶ月。
部屋の片隅で出番を待ち、日常のなかに、
ちょっとしたハレのひとときをくれる、12本入りの「きょうの日本酒セット」。

お酒とともに季節の移り変わりも感じて欲しいから、「きょうの日本酒セット」は、四半期ごとに内容を変えてゆきます。

秋から冬(11月〜1月)に合わせて選んだ、1本1本の愉しみ方をお伝えします。

〈きょうの日本酒セット〉のご案内

通常購入: 今季のセットのみを購入されたい方はこちら。
→ きょうの日本酒セット(秋から冬)

定期便: 3ヶ月ごとに、12本セットをお届けする定期便をご希望の方はこちら。
→ きょうの日本酒セット 四季定期便
※ 定期便には、日々を潤す道具が、おまけでついてきます。

 

昼には半袖でも、夜には上着が欲しくなってきたここ最近。季節は着実に冬に向かっています。

日本酒好きには特にたまらないこの季節。
旨味と脂の乗った食材、体を温める種々の鍋料理。目白押しのイベントを言い訳に、ここぞとばかりに酒を酌み交わしてしまいます。

コーヒーも、アイスではなくホットを飲むことが増えてきました。
日本酒も、熱燗をしたためていきたいところですね。

そんな季節にあわせて、おすすめの12本を選んでいます。

今回は1年の中でも特に気合いの入った12本です。新銘柄の登場に、20年の古酒も入って、価格は据え置きです。ぜひお愉しみください。

narai kinmon 生酒

長野の奈良井宿にある杉の森酒造さんから、新銘柄がきょうの日本酒に加わりました。きょうの日本酒でも特別な機会にのみ販売する銘柄となりますので、今回の12本セットでぜひお手にとっていただけたら幸いです。

narai kinmonは、長野山中の岩清水のような、力強く澄んだ水の雰囲気をたたえ、青柚子のような爽やかさが弾けたあと、旨味が心地よく残るお酒です。

安曇野も近い位置にありますが、まさに山葵(わさび)の青い香りがとてもよく合います。
ブリやヒラメなど、旬を迎えるお魚を、刺し身と山葵でシンプルに。narai kinmonの生酒と、新鮮な刺し身で贅沢なマリアージュを愉しみたいものです。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/9023366168793

岩の井 秘蔵古酒20年

今回の目玉銘柄の一つとなるのが、こちらの古酒。

時を刻むことでしか作られない熟成の妙。もはや日本酒とは異なる飲み物です。

さながらブランデーやウイスキーのように愉しめるこの古酒は、ナッツやチョコレートとともにちびちびと、今年1年を振り返りながら嗜むのもいいでしょう。

料理に合わせるなら、じっくり煮込んだ煮豚にぴったり。甘辛い醤油タレに相性抜群です。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7982897594585 

豊潤 <大分三井 白麹仕込み 純米酒>

白麹を作った特殊な作りで唯一無二の爽やかさと軽やかさをまとっています。
かぼすのような柑橘感と酸味は、これからの季節に大活躍。

脂を流してくれるようなこのお酒には、ぜひサンマの塩焼きを合わせたいところ。
しっかり塩をきかして、かぼすやレモンを多めに絞っていただくと、このお酒の方向性にぴったりマッチするでしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/8540982280409  

龍力 特別純米 生酛仕込み

これからの季節、熱燗を愉しみたいときに、米にこだわる龍力がおすすめです。

2日目の味の染みたおでんに合わせて、龍力の温度もあげて愉しんでみてください。

きょうの日本酒は、そのまま徳利のようにお燗をつけられます。
お酒を常温に戻して、小さめの鍋で水から徐々に温めましょう。冷蔵庫で冷えた状態からいきなり沸騰したお湯にいれると、瓶が割れる可能性があるため気を付けてくださいね。
温度ムラがでないように、時折瓶の中のお酒をかき混ぜてあげましょう。丹念にお燗の面倒をみてやる、そんな時間も、晩酌をより愉しいものにしてくれます。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952630513881

黄金澤 山廃純米酒 弐年熟成

もう一つ、熱燗におすすめの黄金澤。宮城にて、女性の杜氏により作られるこのお酒は、龍力より少し軽やかさをもった、それでいて正統派な旨味の乗ったお酒です。

龍力がおでんなら、こちらはお鍋でしょうか。年末にカニが手に入ったら、カニしゃぶなんかと愉しめると最高でしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952635068633

シン・ツチダ プリンセスサリー 生酛

土田酒造さんのラインナップの中でも特に人気のプリンセスサリー。タイ米でつくる珍しいお酒です。
甘み、旨味、酸味がすべて高い位置でバランスが取れており、米のエキス分が凝縮されています。

夏場ならガパオライスなどタイ料理に合わせるのも乙ですが、このお酒の味わいは、醤油や砂糖をよく使う和食にもぴったりです。

米由来の甘みを活かして、年末年始のすき焼きなんかにいかがでしょうか?
酒・醤油・みりん・砂糖の割り下に、牛肉の旨味が溶け出すと、プリンセスサリーの構成要素にばっちり噛み合ってくるでしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952625303769

強力 おおにごり 純米吟醸

ここからは忘年会/新年会シーズンにぜひ用意しておきたいお酒を一挙にご紹介。

果実の香り、米の風味、力強いアルコール感がありつつ、それにバランスを取るにごりの飲みごたえ。1本でも満足感がたまらないお酒です。
しっかり冷やしていただくのがおすすめです。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/8126442143961

水芭蕉 純米吟醸 辛口スパークリング

乾杯の回数も一気に増える年末年始。この一本はぜひご用意を。

本格的なスパークリングワインの作り方を参考に、10年間、700回の試作を重ねて作られたお酒です。

シャンパーニュのような緻密なガス感、爽やかなリンゴと米のふくよかさが同居する風味。軽いにごりが飲み口にボディを与え、食事にも抜群に合ってくれます。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952632643801

恵那山 純米吟醸 ひだほまれ

日本酒を普段飲みなれない方にもおすすめの一本。きょうの日本酒でも大人気の銘柄です。

メロンの風味が抜群に感じられる恵那山。
チーズとクラッカーのような白ワインに合うおつまみと、軽やかに愉しむのもいいでしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952634708185

大納川 純米大吟醸 生酒

ぱきっとした赤いリンゴの香り、余韻に残るしっかりとした甘みが特徴のお酒です。

飲んだ人の心を酔わしてくれるような、このお酒の華やかさは、クリスマスの夜やホームパーティにさらなる彩りを与えてくれます。

生のフルーツや、カマンベール、クリーム系のスイーツにもよく合います。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7982868725977

無窮天穏 縁起 純米吟醸 生酛・山廃・水酛

名前の通り「縁起」物の日本酒。
島根は出雲大社の近くにてお酒を造る板倉酒造さんは、「お神酒」を仕込む精神性をこの「無窮天穏」シリーズに込めています。

今年の米の収穫、自然の恵みに感謝して、神様にお供えするのがお神酒。
1年に感謝し、そして新たな1年の健康を祈っていただくのに、これほどぴったりのお酒はありません。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952623272153

松の寿 純米吟醸 雄町

松の寿と、なんとも縁起の良い名前のお酒。

おせち料理には、様々な食材が用いられるとともに、日持ちするように砂糖、醤油、酢などを使ってしっかりと味をつけるのが特徴です。

これらの味わいをしっかりと受け止めてくれたり、脂をさっぱりと切ったりと、マルチに活躍してくれるのがこのお酒。ぜひ元旦から愉しんでみてはいかがでしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952633463001

 

執筆: きょうの日本酒 南部旭彦