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今季の「きょうの日本酒セット」の愉しみ方〈冬〜春〉

今季の「きょうの日本酒セット」の愉しみ方〈冬〜春〉

週に1本、3ヶ月。

部屋の片隅で出番を待ち、日常のなかに、ちょっとしたハレのひとときをくれる、12本入りの「きょうの日本酒セット」。

お酒とともに季節の移り変わりも感じて欲しいから、「きょうの日本酒セット」は、四半期ごとに内容を変えてゆきます。

冬から春(2月〜4月)に合わせて選んだ、1本1本の愉しみ方をお伝えします。

〈きょうの日本酒セット〉のご案内

通常購入: 今季のセットのみを購入されたい方はこちら。
きょうの日本酒セット(冬から春)

定期便: 3ヶ月ごとに、12本セットをお届けする定期便をご希望の方はこちら。
きょうの日本酒セット 四季定期便
※ 定期便には、日々を潤す道具が、おまけでついてきます。

2月3日に立春を迎え、「暦の上では春」、なんて言われても、まったく実感の湧かない寒さが続いています。とはいえ、少しずつ花粉の影も感じはじめる今日このごろ。きっと、あっという間に春が来ることでしょう。

家で熱燗をしっぽり愉しみたい真冬から、新緑を浴びに外に出かけたくなる春へ。
旨味の乗った日本酒に別れを告げつつ、爽やかな日本酒をお迎えしたくなります。

そんな季節にあわせて、おすすめの12本を選んでいます。
ぜひお愉しみください。


龍力 <純米大吟醸 五年熟成>

五年間低温で熟成することで、口触りは滑らかに、そして醤油のような香ばしさ・旨味が顔を出しています。

冬の間に、おでんに合わせて愉しんでみてください。そのときは、ぜひ龍力を燗にしてみましょう。

きょうの日本酒は、瓶のまま徳利のようにお燗をつけられます。
お酒を常温に戻して、小さめの鍋で水から徐々に温めましょう。冷蔵庫で冷えた状態からいきなり沸騰したお湯にいれると、瓶が割れる可能性があるため気を付けてくださいね。

具材の出汁が出きったおでんのつゆを、温めた龍力に加えて”出汁割り”に。冬の最高の飲み物です。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952629694681 


土田生酛 <純米吟醸> / シン・ツチダ <純米生酛>

土田酒造の"幅"を感じられる2本。

土田生酛は、米の味わいがありながら、クリアで軽い余韻が特徴のお酒。万能の食中酒です。
シン・ツチダは、生酒の状態で、軽い熟成をかけた、香ばしい風味が魅力のお酒です。

冷しても、温めても美味しいお酒。お好みの温度帯で飲み比べてみてください。

土田生酛: https://kyouno.jp/products/7952624648409
シン・ツチダ: https://kyouno.jp/products/8186035372249


無窮天穏 水母 <そやし水酛 純米吟醸>

不思議な揺らぎを感じながらも、清らかな味わいのお酒。

食材を選ばず、穏やかに寄り添ってくれるのが水母(くらげ)。
奇をてらわず、その時々の旬の素材に合わせてはいかがでしょう。

冬のお刺身、春の山菜の天ぷら、そら豆を皮ごとグリルしてシンプルにいただくのもいいでしょう。
どれにも水母がうまく寄り添ってくれます。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/8126492180697


南部美人 <純米吟醸> 

りんごを少し煮たような甘さを感じさせる風味と、そこにバランスを取る酸。

ポン酢でいただく水炊きや蟹しゃぶなんかと相性抜群です。
春が来る前に、冬の幸やお鍋を愉しみ尽くしましょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952618324185


岩の井 <山廃純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒>

心地よい苦みと、ドライで強さのあるお酒。

岩瀬酒造は、千葉・御宿の海岸すぐ近く。
海のミネラルや、鉄分を感じるような食べ物にはぴったりなお酒です。
例えば、春が旬の初カツオや、アサリの酒蒸しなどにどうぞ。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952636903641

吾有事 <純米大吟醸 火先>

アスパラガス、セロリ、えんどう、菜の花。春は野菜が美味しい季節。

おすすめは、白ワインのような爽やかさをもつ吾有事。

グリーンサラダを作って、吾有事と一緒にモリモリ野菜を愉しむのもいいでしょう。
旬のお魚を使って、魚介カルパッチョやアクアパッツァなんかもおすすめです。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/8126494245081


narai kinmon 生酒

narai kinmonは、青柚子のような爽やかさが弾けたあと、旨味が心地よく残るお酒です。

安曇野も近い位置にありますが、まさに山葵(わさび)の青い香りがとてもよく合います。 ブリやヒラメなど、旬を迎えるお魚を、刺し身と山葵でシンプルに。

旬のイワシを使ったアヒージョなんかもぴったりでしょう。脂を切ってくれるキレの良さと、辛味を包み込む生酒のまろやかさが、相性抜群です。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/9023366168793


大納川 <純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり> 

ぱきっとした果物の香り、余韻に残るしっかりとした甘みが特徴のお酒。

大納川は賑やかな雰囲気、友人との気のおけない時間にぴったりです。
春になったら1本持ち出して、桜を見ながら杯を傾けてみてください。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7982873149657


三毳山 <純米吟醸>

グレープフルーツのような柑橘香る、爽やかな日本酒。

春のピクニックに持ち出すと大活躍間違いなし。
呑むときはしっかり冷やすのがおすすめです。

トニックウォーターで割って、友人と乾杯してもいいでしょう。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952635527385


水芭蕉 純米吟醸 辛口スパークリング

別れあり、出会いありのこの季節。門出の酒に、祝いの酒に、水芭蕉スパークリングはいかがでしょうか。

本格的なスパークリングワインの作り方を参考に、10年間、700回の試作を重ねて作られたお酒です。

シャンパーニュのような緻密なガス感、爽やかなリンゴと米のふくよかさが同居する風味。軽いにごりが飲み口にボディを与え、食事にも抜群に合ってくれます。

銘柄詳細: https://kyouno.jp/products/7952632643801


惣誉 <純米大吟醸 生酛>

厳格さとスケールの大きさを感じさせるお酒です。

大切な人への贈り物にも、この一本は間違いありません。
手向けに渡すのも、一緒に一献傾けるのも、惣誉は素敵な時間を作ってくれるでしょう。

生酛造りによる重厚なボディに、熟したメロンの香り。
冬の旬と春の旬が重なる季節の変わり目にちょうどよい酒質だと感じます。

カニクリームコロッケのような、クリームの重さがある料理に合わせても面白いでしょう。

惣誉: https://kyouno.jp/products/7952633954521

 

執筆: きょうの日本酒 南部旭彦